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■レジュメ一覧

特に分類などは行わず,作成日順に並べています。テーマはばらばらですが,こうして振り返ると,「ユーザー目線で気になる論文をピックアップしている」という点は通底しているのかもしれません。分析手法の複雑な部分まで掘り下げた,という論文はほとんど扱っていません。

「この分析・研究法のエッセンスを理解したい」「心理学研究で頻出するトピックについて,心理統計の専門家はどう考えているのかを知っておきたい」というモチベーションで選んだものが多いです。明日からすぐ使えるテクニックを仕入れるという目的よりも,個別の分析や研究法についての理解を深めるという目的に適したレジュメになっていると思います。

[9] 既存の交差遅延モデル (cross-lagged model, panel-data analysis) に対する批判と代替モデルの提案  Hamaker, Kuiper, & Grasman (2015, Psychological Methods) 2016年11月27日レジュメ作成

[8] 再現研究 (replication studies) を実施する際のサンプルサイズ設計  Simonsohn (2015, Psychological Science) 2016年1月23日レジュメ作成


[7] 実験参加者が何名集まるか最後まで読めないデザインのときに,ランダム配置を効率よく実施する方法  Moore & Moore (2013, Political Analysis) 2014年11月13日レジュメ作成


[6] 手元のデータの欠損パターンがMissing at Randomだとみなせるかを判断するための検定手法  Potthoff, Tudor, Pieper, & Hasselblad (2006, Statistical Methods in Medical Research) 2013年12月12日レジュメ作成


[5] 縦断デザインの介入研究を,検定力が高く,かつ費用対効果の高いものになるように設計する手続き  Moerbeek (2008, Journal of Educational and Behavioral Statistics) 2013年6月6日レジュメ作成


[4] 帰無仮説検定の頑健性を高めるための分析手続き (外れ値の影響を考慮した平均・分散の算出方法など)  Keselman, Algina, Lix, Wilcox, & Deering (2008, Psychological Methods) 2013年1月15日レジュメ作成


[3] 調整変数がカテゴリ変数ではなく量的変数だった場合の,調整効果 (交互作用効果) の検討方法+調整効果の検討に特化したフリーソフトウェアの紹介  Preacher, Curran, & Bauer (2006, Journal of educational and behavioral statistics) 2012年10月30日レジュメ作成


[2] Back-translationによる尺度翻訳の手続きと,原尺度との等価性 (equivalence) を数量的に評価する方法  Mallinckrodt & Wang (2004, Journal of Counseling Psychology) 2012年5月29日レジュメ作成


[1] メタ分析の手順を示したチュートリアル論文  Field & Gillet (2010, British Journal of Mathematical and Statistical Psychology) 2011年11月30日レジュメ作成

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